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自民党政権奪還

日本の総選挙に関する記事をUpします。

記事を書いたのはマーティン・ファクラー(Martin Fackler)さんです。元記事はここにあります。

日本国内のニュース記事と、そんなに離れた内容では無いです。
元がアルファベットなので、例によって個人名は当て字です。
予め御無礼をお詫びいたします。

~~ここから~~

日本は総選挙で保守派に権力を戻す

東京にて――日本の有権者は日曜の衆議院選挙で自民党に地滑り的勝利を与えた。3年前の歴史的敗北までの間、数十年間日本を統治していた保守政党に権力を戻したのだ。

福島原発事故を受けて原子力を捨て去ることから、アメリカ型連邦制の採用まで、広範囲な約束をする新党で混み合った混乱した選挙戦の中、不景気に悩む経済を活性化する事から中国に立ち向かう事まで、より過激でない政策を取る自民党が打ち勝った。この勝利は、元首相でありナショナリストである事を公言する自民党党首、安倍晋三が新たな内閣を構築することを確実にした。

この勝利は、長いこと平和主義だったこの国で、島の領有権を巡って日本が直面する中国との対決が緊張を強めつつある中、安倍氏の軍備強化の呼びかけを多くの人が受け入れた結果だと主張する人達が居る。

しかしながら、日曜の投票結果に対する支配的な見方は、ドラスティックな日本の改革に対する欲求の弱まりとか、反中国的な右翼への傾倒と言うよりも、政権党である民主党への強い非難であると言うものだ。民主党は、日本の硬直した戦後秩序をオーバーホールすると言う大胆な宣言で自民党を追いやったが、経済を改善する事に失敗し、有権者を失望させただけだった。安倍氏もそれを認識しており、自分の党が、民主党の失敗に対する民衆の嫌悪感と言う波に乗っただけであると発言している。

「我々はこれが、自民党に対する信頼が回復された訳では無く、3年に及ぶ機能不全の民主党政治に対する拒絶である事を認識しています。」58歳の安倍氏は記者にそう語った。今や彼の政党は、縮小しつつある経済や不安定な年金問題を含む数多くの問題に対し、民衆の深まりつつある不満に対峙しなければならない。

権力の源泉である衆議院において、自民党は480議席中294議席と言う圧倒的多数を抑えた。これは2009年、民主党が308議席を獲得した状況と殆ど対を成す事態だ。

今回の選挙では1ダースもの政党が過去最高となる合計1504人の候補者を擁立した。しかし選挙戦は盛り上がりに欠け、最低記録に近い59%代の投票率に終わった。

民主党は僅か57議席と言う壊滅的敗北を被った。新たに現れた新党、大阪の人気市長が始めた日本維新の会(Japan Restoration Party)より4議席多いだけである。これは、3年前自民党の実質的な一党支配体制を終らせて、競争的な2大政党制の到来を宣言したと思われた民主党にとって、大幅な後退だ。

敗北の責任を取って野田佳彦総理大臣は民主党総裁を辞任した。彼自身は東京の隣、千葉県での自身の議席を守っている。

「我々は3年4ヶ月前、政権交代した後、人々の期待に沿う事が出来なかった。」彼は記者にそう語った。

前総理大臣の管直人が東京郊外の議席を、比較的無名な自民党対立候補に僅差で敗れた事が、現職に対して、如何に遠くまで振り子が振れたかを良く示している。多くの党員が大敗と認める中で、他の著名な民主党議員も又、議席を失っている。

「私達は民主党政権を3年間試したんですが、完全な災厄でした。」東京郊外の川越で投票した52歳で株式仲買人の滝沢英之は言う。彼は前回の選挙では民主党に投票したと言う。しかし今回は自民党を選んだ。「今は自民党に大きな期待を寄せてます。特に外交について。」彼は言った。

勝利した自民党は、膨れ上がる政府債務、増大する貿易赤字、そして急速に老化する国民と言った、深刻な問題に直面する国家を引き継いだ。勝利宣言の直後に安倍氏は、ふらつく経済を助けるために、新たな景気刺激策を素早く可決し、デフレを終らせる事を最優先課題とすると宣言した。彼は又、日本製品の外国での価格を下げる為、より強力な円安政策を取り、国内の輸出企業の苦悩を軽減すると宣言した。

日本で尖閣諸島と呼ばれ中国で魚釣島と呼ばれる島に対して、領有権主張を強めつつある中国に対し、タカ派の安倍氏はより強硬な立場を取ることで同国を刺激するのではないかと言う不安が存在している。しかし彼は勝利の後、早いうちに日本の最大貿易相手国である中国との関係改善に動くと宣言してもいる。

「我々の目標は、この問題で中国を止めることです。」安倍氏は言う。「しかし我々は中国との関係を完全に悪化させようとは思っていません。」自民党のメンバーは選挙前すでに、緊張緩和の為に、安倍氏の側近が密かに北京と接触したと言っている。

彼は又、合衆国との関係を修復したいとも言っている。合衆国との関係は民主党の初代総理大臣鳩山由紀夫が、米軍飛行場を沖縄から移す問題を巡ってワシントンと対立した事で緊張関係にあった。安倍氏は総理大臣としての最初の外遊先はワシントンになるだろうと言っている。

その他にエネルギー問題が存在する。去年初頭の福島原発におけるメルトダウン以降、日本国内の50基の原子力発電所は2箇所を除いて全て停止している。原発推進派である安倍氏の党は、これ等休止状態の原発の更なる再稼動を試みると思われる。2030年までに国内の殆どの原発を停止すると言う現政権の計画を反故にする事も予想される。

これ程の大勝利となった理由の一つは、新たにできた政党が、自分たちを現実的な選択肢として有権者に納得させる事に失敗した為でもある。最大の敗北者の1つは日本未来の党(Tomorrow Party of Japan)だ。同党は福島事故後の反原発気分の波に乗ろうとして先月末に結成された。しかし電力不足が既に縮小しつつある経済を傷めかねないと言う不安の中で同党はつまずいた。

自民党は、残留放射線で160,000人が依然帰宅できない福島県の中でさえ、殆どの議席を奪っている。事故に対する現職の不適切な対応への明確な抗議だ。

大阪の威勢の良い43歳の市長、橋下徹が9月に始めた日本維新の会は、決断力のある指導力と、東京の権力を制限してより自治的なアメリカンスタイルの制度を約束する事で若者票を集め、第3党へと飛躍した。同党はその目標へと近づきはしたが、老齢で超ナショナリスト的な東京都知事、石原慎太郎の勢力と合流後、勢いを減じたようにも見える。同氏は若い有権者から反動的と見られている人物だ。

インタビューに対して有権者は、自民党へ投票したのは同党が唯一の選択肢に見えたからだと言っている。多くのアナリストはこれを、自民党が不人気な政策、例えば安倍氏が実行を宣言する、平和憲法を改正して再軍備すると言った政策を追行すれば、世論が簡単に反対へ振れる事を意味していると警告する。

「これは委任状を伴わない大勝利です。」京都大学の政治学者、待鳥聡史は言う。「安倍氏はこの勝利で、何でもやりたい事が出来る白紙委任状(carte blanche)を得たとは思わないほうが良いでしょう。」

実際のところ、最近の世論調査は安倍氏に対する支持が限定されたものでしか無い事を示している。有権者が口に出す不安の一つは、事態が困難に直面した時、再び彼が辞めないかと言う不安だ。前回2007年に総理だった時にそうしたように。彼はその時の理由を、自民党が参院選で敗れた直ぐ後に患った内臓疾患の為と主張している。

「安倍さんは既に一度、仕事を投げ出してるんです。」やはり川越で投票した、41歳で事務員の坂本由香子は言った。「尖閣諸島で問題が難しくなったら、又逃げ出んじゃないですか?」

~~ここまで~~

たぶんこれが今年最後の記事です。
次回更新は1月5日ごろになると思います。
来年が良い年でありますように。
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Author:ゾノシン
英語の勉強の為に、ニュースサイトの記事を読んでいるうちに、面白さにつられて翻訳してみようと言う無謀な事を始めました。大変なので更新は一週間に一回位になると思います。どこまで続けられるか解かりませんが。

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