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オバマ大統領2013年一般教書演説

オバマ大統領の一般教書演説をUpします。

原文はここにあります。

2013年2月12日の演説です。
正直気にしてなかったのですが、評判が良いと聞いてあわてて読みました。
既に色々解説も出てるし今さらなのですが、翻訳してしまったのでUpします。

~~ここから~~

オバマ大統領2013年一般教書演説

議長殿、副大統領殿、議員の皆さん、そして同胞である市民の皆さん。

51年前、ジョン・F・ケネディはこの議会で宣言しました。「憲法は我々を、権力を争うライバルでは無く、進歩をもたらすパートナーと規定しました...この国の状況を報告する事は私の仕事であります、」そして彼は言いました、「この状況を改善するのは私達全員の仕事です」と。

今宵私は、アメリカ国民の粘り強さと決意のお蔭をもって、数多くの進展を報告できます。10年に及ぶ苦難の戦争を経て、制服を着た勇敢な男達、そして女達は家に帰りつつあります。何年もの激しい景気後退を経て、私達の企業は600万を超える新しい雇用を生み出しました。私達は今や5年前よりも多くのアメリカ製自動車を買い、20年前よりも少なく外国製石油を買うようになりました。私達の住宅市場は癒されつつあり、株式市場は回復し、消費者、患者、そして家を持つ者は、今までより強力な保護を受ける事が出来ます。

全てを総合すると、私達は危機の残骸を一掃できたのです。そして再生された自信と共に言う事が出来ます。私達の国は強くなったと。

しかしこの場に集った我々は知っています。未だ数百万のアメリカ人がそのハード・ワークに見合った報酬を受けていないと。我々の経済は雇用を増やしつつあります。しかし、余りにも多くの人々がいまだ、フルタイムの雇用を得ていません。企業利益は過去に無いほど急上昇しました。しかし10年以上の間、給与や収入は殆ど動いていません。

これは我々の世代の仕事です。アメリカ経済成長の真のエンジンに再度点火する事は。真のエンジン、すなわち、立ち上がり繁栄する中間層に。

これは我々の、未完の仕事なのです。この経済を作り上げた基本的取り決めを取り戻す事は。例え貴方が何処で生まれ、どの様な外見で、何を愛していようとも、一生懸命働いて責任を全うすれば、今より向上できると言う取り決めを。

これは我々の、未完の仕事です。この政府を一部の人の為でなく多くの人の為に働かせる事は。この政府が自由な企業を鼓舞し、最初に事を始めた人に報い、この偉大な国家全ての場所で、子供たちにチャンスのドアが開かれるようにする事は。

アメリカ国民は政府が全ての問題を解いてくれるとは期待していません。彼らはこの議事堂の中にいる我々が全ての問題に合意できるとは期待していないのです。しかし彼らは国家の利益を党の利益に優先させる事は期待しています。彼らは、我々にも可能な理性的妥協が生まれる事を期待しているのです。何故なら彼らは、私達が一緒になってそうする事によってのみ、アメリカが前に進める事を知っているからです。そしてこの議会を改善し続ける事は、依然として我々全員の責任であるのです。

私達の仕事は、予算に関する基本的な決断をする事で始まりました。私達の回復の力強さに大きな影響を与える決断です。

過去数年間、両党は共に働き、赤字を2兆5千億ドル以上削減しました。その殆どは出費の削減ですが、アメリカの上位1%の富裕層への増税によっても削減したのです。その結果、私達は目標とする4兆ドルの削減、経済学者が財政の安定に必要と言っている額の半場以上を達成したのです。

今、私達はこの仕事を完了させる必要があります。しかしどのようにしてでしょうか?

2011年に議会は法律を成立させました。この法律は、両党が削減目標を達成する計画に合意出来ない場合、1兆ドル相当の予算削減が今年自動的に有効となると言うものです。このような突然の厳しい、行き当たりばったりの削減は、私達の軍備を台無しにしてしまうでしょう。同じ様に、教育や、エネルギー、医療研究などの優先事項も荒廃させてしまうでしょう。私達の回復を必ずや遅くさせ、数十万もの雇用を喪失させるでしょう。それ故にこそ、民主党、共和党、企業経営者、そして経済学者は皆、発言していたのです。このような削減、このワシントンで「没収(the sequester)」としてしられる削減は本当に悪い考えだと。

今、議会の中には、教育や雇用訓練、メディケアや社会保障費をさらに削減して、防衛費の削減を防ごうと提案している人々がいます。

この考えはさらに悪いのです。もちろん、長期的に債務を押し上げているのは高齢者の健康保険である事は事実です。そして、メディケアのようなプログラムを深く考えている人々は、穏健な改革が必要である事を認めています。そうしなければ、私達の年金出費は、児童に必要な投資をも追い出してしまう事でしょう。そして将来世代の年金をも台無しにしてしまう事でしょう。

しかし私達は、富裕層や力を持った人々に何の負担も求める事無く、債務削減の全ての重荷を高齢者や現在働いている家族に背負えと頼む事は出来ないのです。私達は、単純に健康保険や教育費のコストを、既に苦闘している家計にシフトしたり、より多くの教師や警察官や消防士の解雇を社会に強いるといった事で、中間層を育てる事は出来ないのです。殆どのアメリカ人が、民主党員も共和党員も独立系の人たちも皆、理解しています。私達の繁栄に繋がる方策を削減してはならないと。彼らは知っています。広範囲な経済成長は、支出の削減と収入の増加、およびあらゆる人が公平に負担を分担すると言う、バランスの取れた債務削減を必要としていると。そしてそれこそが、今夜私が提案するアプローチです。

メディケアにおいて私は、超党派のシンプソン-ボウルズ委員会が提案した改革案と同等額の削減を次の10年間で行う改革案を、成立させる準備が出来ています。既に、医療保険制度改革法(Affordable Care Act)によって、健康保険コストの上昇は抑えられつつあります。私が提案する改革はさらに先へ進むものです。私達は処方薬企業(prescription drug companies)への税金による補助を削減し、富裕な高齢者へはより多くの負担をお願いします。私達は政府がメディケアへ支払う方法を変更する事でコストを下げます。何故なら、医療費は、オーダーされたテストの数や病院で過ごした日数に基づくべきでは無いからです。医療費は高齢者が受けた医療の質に基づくべきです。そして私は、その改革案が安定した年金を犯すもので無い限りにおいて、両党からのさらなる改革案を歓迎します。我々政府は守れない約束をするべきではありません。しかし既にした約束は守らねばなりません。

債務削減の残りの部分を達成する為に、私達は両党のリーダーが既に示唆している事を行わなければいけません。裕福な者、および特別な縁故を持つ者への負担を増やし、税逃れの穴を塞ぐことで、数千億ドルの節約をする事です。最終的に、特別な税控除を守る為に、何故我々は教育やメディケアへの出費を大幅に減らさねばならないのでしょう?それが公平であると言えるのでしょうか?それでどうやって成長を呼び込めるのでしょう?

今こそが超党派で包括的税改革をして雇用の拡大を即し、債務削減の一助とする最高の機会なのです。小さな企業が複雑な用紙を埋めるのに使う時間を減らし雇用に使う時間を増やす事が出来るような税法をアメリカ国民は持つべきです。高額の銀行預金をもつ億万長者が、彼らの為に熱心に働く秘書達よりも低い税率にならない事を確実にする税法です。雇用を海外に移すインセンティブを減らし、このアメリカの地の雇用を増やす製造業や企業に低い税率を果たすような税法です。それは税制改革でもたらす事が出来るのです。それこそ私達が一緒に達成する事が出来るものなのです。

私は税制改革と社会保障の改革は困難であると実感しています。これに必要な政治力は両陣営にとって厳しいものです。望むものを100%得られる者はいないでしょう。しかしこれを避けて通った場合、雇用の減少と経済の損害と言う結果、熱心に働くアメリカ国民を苦境に落とすと言う結果が待っているのです。だから党利を暫く横に置きましょう、そして予算を通し、向こう見ずな削減を、賢い節約と将来への賢明な投資で置き換えましょう。そしてそれを、消費者にストレスを与え投資家を恐れさせる瀬戸際交渉無しで、達成しましょう。地球上最も偉大な国家と言えども、次から次へと襲ってくる製造業危機を切り抜けながら、仕事の追行を継続する事など出来ません。今この場所で同意しようではありませんか、開かれた政府を続けることを、予算を期限通りに通す事を、そして常にアメリカ合衆国に全幅の信頼を寄せる事を。アメリカ国民は、一つの危機から国を再構築したら、自分たちが選んだ代表が次の危機の原因となるのを見ながら、余りにも長い間、余りにも熱心に働いて来ました。

今、私達の多くは、債務削減計画が我々のアジェンダに含まれる事に同意しています。しかしここで明らかにしましょう。債務削減のみが経済計画ではありません。成長する経済は、良質な中間層を作り出します。それこそが我々を導く北極星でなければいけません。毎日、私達は国家を預かる者として三つの質問を自らに問うべきです。どうやって国内に多くの雇用を招き寄せるのか?国民にこれ等の仕事に必要な技術を、どうやって身に付けさせるのか?そして、熱心な労働が良い生活に結び付く事を、どうしたら確実に出来るのか?

一年半前、私は独立系経済学者が100万以上の雇用を生み出すであろうと評価したアメリカ労働法(American Jobs Act)を押し進めました。私は、そのアジェンダの中の幾つかを成立させた事に対して、改選前の議会に感謝しています。そして私はこの議会に対して残りを通すようにお願いいたします。今夜私は、丁度18ヶ月前に両党が合意した予算のフレームワークに完全に沿い、アジェンダを完遂する追加の提案をいたします。繰り返させてください、私が今夜提案する全てのものは、債務を1ダイムたりとも増加させないと。私達に必要なのは大きな政府ではありません。優先順位をつけて広範囲の成長へ投資する、より賢い政府なのです。

私達が第一に優先するのは、アメリカに新しい雇用と製造業を引き寄せる事です。

10年以上に亘って仕事を減らし続けてきた製造業は過去3年間、約500,000の雇用を増やしました。キャタピラーは日本から雇用を戻しました。フォードはメキシコから雇用を戻しました。プラントを中国のような他国へ設置してきたインテルは、最も先進的なプラントを母国であるこの地に開きました。そして今年、アップルは再びマックをアメリカで作り始めます。

正に今、私達にはこのトレンドを加速する為に出来る事があります。去年、私達は最初の製造業イノベーション研究所をオハイオ州ヤングタウンに作りました。かつて撃ち捨てられていた倉庫は、今や最先端の研究所になり、新たな働き手が、あらゆる物の製造方法に革命を起こす可能性を秘めた3Dプリンティングをマスターしつつあります。このような事態が他の町でも起きない理由はありません。それで今夜、私は宣言します。さらに3箇所、このような製造業ハブを開始する事を。そこでの仕事は防衛省とエネルギー省と組んで行われ、グローバリゼーションから取り残された地域を、ハイテク・ジョブのグローバル・センターへと代えようとしています。そして私は議会にお願いしようと思います。メイド・イン・アメリカの次なる製造業革命を保証する、このようなハブ15箇所からなるネットワーク作りを助けて欲しいと。

若し私達が最良の製品を作りたいと思うなら、私達は最善のアイデアに投資しないといけません。私達がヒト・ゲノムへ投資したお金は私達の経済に1ドル当たり140ドルのリターンをもたらしました。今日、私達の科学者は、アルツハイマー病に対する解答の鍵となるであろう、ヒトの脳のマッピングに取り組んでいます。損傷を受けた器官を再生する薬品を開発しています。電池を10倍もパワフルにする新素材を発明しようとしています。今は、このような雇用を増やす科学やイノベーションを台無しにする時ではありません。今は、宇宙競争時代以降見たことが無いような高みへと、研究や開発のレベルを届かせるべき時なのです。そして今日、アメリカ・エネルギー産業以上に成功を約束してくれる投資は他にありません。

何年間にも亘る、この問題に関する議論を経て、私達はついに、自分達のエネルギーの未来をコントロールできるようになろうとしています。私達は今、15年前よりも多くの石油を自国で産出しています。私達は自分達の自動車の1ガロン当たりの走行距離を倍増させました。そして何万という良好なアメリカ人雇用と共に、風力や太陽光発電のような再生可能エネルギーの量も倍増させました。私達は今までに無い大量の天然ガスを産出するようになりました。これにより殆ど全ての人のエネルギー費は下がったのです。そして過去4年間に私達は、この惑星を脅かす危険な炭酸ガス放出量を、実際に下げる事が出来たのです。

しかし、子供たちとその未来の為に、私達は気候変動との更なる戦いを続けなければなりません。もちろん、単一のイベントが何らかのトレンドを示していないのは真実です。しかし事実として、観測史上最も暑い12の年は全て過去15年以内に集まっています。熱波、旱魃、火災、そして洪水、全ては今やより頻繁になり激しくなっています。私達は、スーパーストーム・サンディや、数十年で最も酷い旱魃、そして幾つかの州での見たことも無い最悪の自然火災が、ただの気まぐれな偶然だと見なす事も出来ます。あるいは私達は、科学が示した圧倒的な判断を信じ、手遅れになる前に行動する事も出来るのです。

良いニュースとして言えるのは、私達はこの問題に対して、力強い経済成長を駆り立てながら、意味のある進歩を作れるのです。私は議会にお願いします。ジョン・マケインとジョン・リーバーマンが数年前共同で提案したような、気候変動に対するマーケット・ベースの解法を超党派で追い求める事を。しかし若し、議会が将来世代を守る行動を直ぐに取らないのであれば、私が行動します。私は、現在および将来において、汚染を減らし、社会を気候変動に対して備えさせ、持続可能なエネルギー源への移行を促進する為に、実施可能な行政措置を考え出すように閣僚に指示します。

4年前クリーン・エネルギー・マーケットとそれに関した仕事は他国に制圧されていました。私達はそれを変え始めています。去年、風力はアメリカで新たに追加された発電力の約半分を占めました。だから、もっと増やそうではありませんか。太陽光発電は年とともに安くなってきています。もっとコストを下げようではないですか。中国のような国が、全てをクリーン・エネルギーにつぎ込んでいる間は、私達もそうしなければ成りません。

そうしている間にも、天然ガス・ブームはより綺麗な電力とより大きなエネルギー自給率をもたらしつつあります。それこそが私の政権が、新たな石油、ガス認可のスピードを上げ続け、よりたくさんのテープカットを続けている理由なのです。しかし私は又、議会と共に、天然ガスを寄りクリーンに燃やし、空気と水を守る研究とテクノロジーを鼓舞したいと思っています。

全くのところ、私達が発見した新たなエネルギーの多くは、私達と社会が共に所有するこの大地と水から引き出されているのです。従って今夜、私は提案します、私達の石油・ガス関連予算の一部をエネルギー安全保障基金(Energy Security Trust)にまわす事を。この基金は、私達の自動車やトラックを石油から他のより良いものへとシフトさせる研究やテクノロジーを促進する為に使われます。もしCEOや退役した将軍や提督による無党派の連合体が、この考えを支持するのなら、私達も支持しようではありませんか。彼らの助言を取り入れ、私達の家族や仕事を、かくも長きに亘って我慢してきた、ガソリン価格上昇の痛みから解放しましょう。私は又、アメリカ人の新たな目標を設定したいと思います。これからの20年間で、家庭や仕事場で消費されるエネルギーを半分にしましょう。より効率的なビルの構築によって新規雇用を作り、エネルギー費を減らす良いアイデアを生み出した州は、それを実現する為に連邦政府の援助が受けられます。

アメリカのエネルギー部門は正に改修を強く必要としている老朽化したインフラストラクチャーの一つです。どんな場所に会社を設置して人を雇いたいのか、どのCEOにでも尋ねてみてください。はたして、古びた道路や橋を持つ国なのか、それとも、高速鉄道や高速インターネット、ハイテクの学校、自己修復機能を持つ電力網を備えた国なのか。ノース・キャロライナに数百の新しい雇用をもたらしたシーメンス・アメリカのCEOは言いました。もし私達がインフラストラクチャーをアップグレードしたら、彼らはさらに多くの雇用を持ってくるだろうと。そして私は知っています。皆さん全てが、こういった雇用をもたらすプロジェクトを自分の選挙区に欲しいであろう事を。皆さんがテープカットに出席するところを見てきたのですから。

今夜私は「Fix-It-First(まずそれを直そう)」プログラムを提案します。最も改修を必要とする場所に、例えば国内70,000箇所の構造的欠陥を抱えた橋などに、可能な限り速やかに人を配するプログラムです。そして又、納税者に全ての負担を負わせない事を確かなものにする為に、リビルド・アメリカとのパートナーシップを提案します。それにより、私達のビジネスが最も必要としている改修事業、例えば、我々の商品を出荷する近代的な港湾、嵐にも耐えうる近代的なパイプライン、私達の子供たちに相応しい近代的な学校に、民間資本を惹きつけます。このアメリカ合衆国以上にビジネスをするのに良い国は無いと証明しようではありませんか。そして直ぐに始めようではありませんか。

私達の改修努力には、もちろん住宅部門を含めなければなりません。今日、我々の住宅市場は、2007年の崩壊からやっと回復しました。住宅価格はこの6年間で最も急速に上昇しており、住宅取引は約50%上昇しました。そして新規着工は再び拡大しています。

しかし住宅ローン金利が50年間で最低水準であるにも関わらず、支払い能力があり家を買いたいと思っている家族の内、あまりにも多くの人たちがローンを拒否されているのです。支払いが滞ったことの無い家族の内、余りにも多くの人たちが借り換えを断られているのです。これは私達の経済全体の足を引っ張っており、修正しなければなりません。今現在、議会に法案があります。この法案はアメリカの全ての責任ある住宅所有者に、今日のレートで借り替えて年間3000ドル相当の節約をするチャンスを与えるものです。民主党と共和党は以前この法案を支持していました。何故私達は待っているのでしょうか?投票しましょう。この法案を私のところに送ってください。今現在、重複した規制が、責任ある若い家族を最初の住宅購入から遠ざけています。何が我々を押し留めているのでしょうか?手順を合理化して経済の成長を助けようではありませんか。

製造業、エネルギー、インフラストラクチャー、住宅市場におけるこれ等の施策は、起業家や小企業オーナーが雇用を拡大してくれるのを助けます。しかしこういった施策はどれも、もし私達が、これ等の雇用を埋める技術や訓練を国民へ与えなければ、何の影響ももたらさないのです。そしてそういった訓練は可能な限り早い年齢から始めるべきなのです。

数々の研究が、子供が早く学び始めれば、より良い成果をあげながら成長できる事を示しています。しかし今日、高い質の未就学児プログラムに参加している4歳児は10人当り3人もいないのです。中間層の殆どの親は、私立幼稚園に入るための週数百ドルが払えないのです。そして最も援助を必要とする貧困層の児童にとって、未就学時期に教育を受けられない事がその後の人生全体を曇らせているのです。

今夜私は、各州との協力の下に、アメリカの全ての児童が高品質の未就学児教育を受けられるようにする事を提案します。高品質の早期教育に投資された全てのお金は1ドル当たり7ドル以上の節約となって帰ってくるのです。人々の高校卒業比率を上げ、10代の妊娠率を下げ、暴力犯罪の減少さえ望めるのです。研究によれば、ジョージアやオクラホマのような幼児教育を重視する州では、生徒達が、小学校段階では読書や数学を好み、高校を卒業し、仕事を持ち、安定した家庭を持つように成長する傾向が高い事を示しています。だから、現在有効に働いている施策を実施しましょう、そして私達の子供が1人として、最初から遅れて人生のレースを始めるような事が無いようにしましょう。子供たちへチャンスを与えましょう。

そして又、高校卒業資格が私達の子供を良い仕事へ繋がる道へ乗せてくれるようにしましょう。今現在、ドイツのような国は、高校卒業生が、私達の国のコミュニティー・カレッジ卒業生相当の技術単位を持ち、仕事への準備ができているようにする事業に傾注しています。ブルックリンのPテックのような学校では、ニューヨーク・パブリック・スクール、ニューヨーク市民大学、IBMとの共同作業の下で、生徒は高校卒業資格と一緒にコンピュータやエンジニアリングの関連単位を取って卒業しているのです。

私達は全てのアメリカ人生徒に同じような機会を与える必要があります。4年前私達は教育改革法Race to the Topを始めました。私達が毎年払う教育費の約1%を使って、より賢明な教育課程とより高いスタンダードの開発を競う、殆ど全ての州が参加したコンペでした。今夜私は、ハイテク経済の要求に沿うものを卒業生へ与えられるように、アメリカの高校を再設計すると言う新たな挑戦を発表します。私達は、大学や雇用主と新たなパートナーシップを結び、科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学にフォーカスした授業を新設しようとする学校に、報酬を与える事を考えています。これ等のスキルこそ、今日の雇用主が求めているものであり、現時点及び未来における仕事が求めるスキルなのです。

今、かなり良質な高校においても、殆どの若者はより高い教育を必要としています。これは単純な事実です。より多くの教育を受けられれば、より高い確率で仕事を得られ、中間層へ入る道が開かれるのです。しかし今日、急騰した教育費の為に、余りにも多くの若者が高等教育から弾き出されています。あるいは、重すぎる債務を抱え込まされています。

過去数年間、税控除や援助、安価なローンを通じて、私達は大学を、数百万の生徒や家族の手の届くものにしてきました。しかし納税者は、高等教育の高騰する費用に援助を与え続ける事は出来ません。大学の方でも、コストを下げる努力をしなければなりません。大学が必ずそうするように仕向けるのは私達の仕事です。今夜私は、高等教育法(Higher Education Act)を変更し、どの大学が連邦政府の援助を受けるべきか決定する際に学費の高さを含める事を、議会にお願いします。そして明日、私の政権は新しい「大学スコアカード」を発表します。それは両親や生徒が学校を単純な評価軸、支払った教育費当たり最も良い見返りを提供しているのはどの学校か、で比較できるようにするものです。

中間層を育てるためには、現在の仕事が要求する教育や訓練を、国民が得られるようにしなければいけません。そして同時にアメリカが、熱心に働く者には向上するチャンスが与えられる場所であり続ける事を、私達は保証しなければなりません。

私達の経済は、希望に満ちて努力する移民達の創意工夫や才能を充分に生かした時、より強くなります。そして今現在、産業界、労働界、法曹界、そして宗教界のリーダー達は皆、包括的移民法改正を通す時期が来た事で同意しています。

真の改正は、より強い国境警備を意味しています。そして私達は私の政権が既に行った進歩の上にそれを築く事ができるのです。私の政権は、南部国境線へ史上かつて無いほどの援助をし、不法侵入者をこの40年間で最低に減らしています。

真の改正は、市民権獲得への信頼の置ける道筋を確立することを意味しています。その道筋は、身辺調査チェックをパスし、税金を払い、有意な罰を受け、英語を学べば、合法的に移民しようとしている人々の後ろに並ぶ事が出来ると言うものです。

そして真の改正は、待ち時間を減らすように移民法システムを修正する事をも意味しています。事務手続きを減らし、経済を成長させ雇用を増やすような、高いスキルを持つ起業家やエンジニアを惹きつける修正です。

別の言葉で言えば、私達は何をすべきか判っているのです。私達が話し合っている間にも、両院の超党派グループは熱心に法案の作成に働いています。そした私はその努力を賞賛します。今こそこれを仕上げましょう。数ヶ月以内に、包括的移民法改正案を送ってください。私は即座にサインします。

しかし私達はここで止まるわけにはいきません。私達は知っています。私達の妻や母や娘が仕事場で差別から解放されて自由に生きられれば、そして家庭内暴力の恐怖から自由になれば、私達の経済がより強くなる事を。今日上院は、ジョー・バイデンが20年前に最初に書いた法案、女性に対する暴力阻止法(Violence Against Women Act)を可決しました。私は下院にも早く可決する事を求めます。そして私は、女性はその努力に見合った収入を得るべきだと宣言することをこの議会にお願いします。そして今年中に、給与公正化法(Paycheck Fairness Act)を通す事をお願いします。

私達は知っています。正直な1日の仕事に対し正直な報酬があれば、私達の経済がより強くなる事を。しかし今日、フルタイム労働者の最低賃金は年間14,500ドルです。仮に税控除を適用しても、最低賃金で暮らす2人の子供を持つ家族は貧困ラインより下に居るのです。こんな事は間違っています。それこそが、最後に議会が最低賃金を上げて以降、19の州でそれより高い金額を採用している理由なのです。

今夜、この地球で最も豊かな国は宣言しようではありませんか。フルタイムで働く誰一人、貧困であってはいけないと。そして最低賃金を時間当たり9ドルへ引き上げましょう。この1歩が数百万の労働者家庭の収入を引き上げるのです。それは雑貨店とフードバンクの違いを意味しているのです。家賃を払えるか立ち退くかの違い、ぎりぎりやってゆくか、向上できるかの違いを意味しているのです。国内全てのビジネスにとって、これは顧客がより多くのお金をポケットに入れてやって来る事を意味しているのです。実際のところ、CEOの給与がかつて無いほど高額になっている時に、最低賃金が上がるのを労働者が何年も何年も待たされるべきではありません。ですから、去年、ロムニー知事と私が正に合意したアイデアがここにあります。最低賃金を生活に必要な経費と連動させるのです。そうすれば最終的に全ての人がそれで生活できる給与になります。

今夜、これも同じ様に認めましょう。この国には、いくら熱心に働いても殆ど上へ登れない社会があると言う事を。何年もの間、プラントが出てゆく事で工場街は大幅な削減を余儀無くされてきました。都市においても郊外においても、貧困の逃れがたいポケットに住む若い成人は、依然として最初の就職に苦労しているのです。アメリカは生まれとか環境とかが運命を決定する所ではありません。それこそ私達が、中間層へと登れる新しい機会の梯子、意欲ある人なら誰でも登れる梯子を作る理由です。

会社にインセンティブを与えましょう。仕事をこなす能力がありながら、長いこと働く事が出来ず、誰にもチャンスを貰えなかったアメリカ人を雇うインセンティブを。荒廃した地域で空き家となった家を建て直す仕事に人々を呼び戻しましょう。そして今年、私の政権は、アメリカ国内で最も損失を被った20の町と、その社会が再び自立できるように、パートナーになろうとしています。各地のリーダーと共に働き、社会の安全と教育そして住居に資源を集中させます。私達は人を雇用し投資するビジネスに新しい税控除を与えるでしょう。そして私達は家族を強化する為に働きます。低収入のカップルに結婚を躊躇わせる財政的ハードルを除去する為に働きます。そして、男たちが父親らしくあることを鼓舞します。何故なら、人を男たらしめるのは、単に子供を得られる能力を持っているからでは無いからです、人を育て上げる勇気を持ってこそなのです。

強い家族、そして強い社会があってこそ強いアメリカがあるのです。幅広く共有され、立ち上がる中間層の上に築かれた繁栄、それこそが常に、私達の家庭における進歩の源なのです。それこそ、全世界に及ぼす私達の影響力と力の基礎なのです。

今夜、私達は立ち上がり共に称えます、私達を守るために毎日犠牲を払っている兵士達や市民達を。彼らのおかげで、私達は自信を持って言う事が出来ます。アメリカはアフタニスタンでの使命を果たしたと。そしてアル・カイーダの心臓部を破壊するという目的を達成できたと。既に私達は33,000名の勇敢な兵士達を故郷へ帰らせました。今年春、アフガン治安部隊が主導権を握ると共に、我々の部隊はサポート的な役割へ移動します。今夜私は表明します、来年にかけてさらに34,000名のアメリカ軍兵士がアフガニスタンから帰国すると。この削減は続いてゆきます。そして来年終わりにはアフガニスタンでの戦争は終るのです。

2014年以降も、統一され自治権を持つアフタニスタンに対するアメリカの関与は続きます。しかし、私達の関与の性質は変わるのです。私達はアフガン政府と合意を目指して交渉を続けています。議論は2つのミッションに集中しています。アフガニスタンが二度と混乱に陥らない為に、アフガン軍の訓練と装備を強化する事、そしてカイーダ残存部隊とその下部組織の追及を可能とする対テロ作戦についてです。

今日、9/11に我々を攻撃した組織は、もはや昔の組織の影にすぎません。現在、アラビア半島からアフリカにかけて、昔の組織とは異なるアル・カイーダ下部組織や過激派グループが出現してきています。これらの組織が及ぼす脅威は変質しつつあります。しかしこの脅威に対処する為に、私達は数万の息子達や娘達を外国へ送り出したり、外国を占領したりする必要はありません。その代わり私達は外国を支援します。イエメンであるとか、リビアであるとか、ソマリアのような国を支援します。現在マリで行っているように、これらの国々が自らの警備を強化するのを助け、テロリストと戦う同盟者を支援するのです。そして必要な場合、選択可能な数々の手段を通して、アメリカへもっとも重い脅威を与えるテロリスト達に直接的行動を取ります。

そのような行動を取るに際し、私達は戦いの中に自分達の価値観を反映させます。それこそが私達の政権が、対テロ作戦を指導する永続的な法的および政治的フレームワークを作り出す為に、疲れることなく働く理由なのです。全体を通して、私達は自分たちの努力に関する全ての情報を、議会に渡しています。我々の民主主義においては、正しく行っていると言う私の言葉を単純に受け取る人はいないと言う事を私は認識しています。従って、私は、実行の数か月前から議会と関わりを持つ事を続けるつもりです。それは、我々のテロリスト追求方法や目標選定や抑止策が、チェック・アンド・バランス・システムおよび法律と整合性が取れている事を確実にする為だけで無く、私達のしている苦闘が、アメリカ国民と世界に対して、さらに透明であるようにする為でもあります。

もちろん、私達の挑戦はアル・カイーダに留まりません。アメリカは、世界で最も危険な兵器の拡散防止努力をリードし続けます。北朝鮮の政権は知らねばなりません。彼ら自身の安全保障と繁栄は、国際社会に対する責任と釣り合ってこそ達成されると言う事を。昨晩我々が見たような挑発行為は、さらに彼らを孤立させるだけです。我々は同盟国と立場を同じくし、我々のミサイル防衛力を強化し、この脅威に対する世界の断固たる対応をリードします。

同じようにイランの指導者は認識しなければなりません。今こそ外交的解決を図る時であると。何故なら同盟国は団結して彼らが責任を果たすのを求めているからです。そして我々は彼らが核兵器を得るのを阻止するのに必要な行動を取るでしょう。同時に私達はロシアに働きかけ、さらなる核兵器削減を持ちかけます。そして核物質が悪い人間の手に渡る事を阻止するグローバルな取り組みをリードし続けます。何故なら我々の他者への影響力は我々が指導力を発揮する意欲にかかっているからです。

アメリカは又、急速に拡大しつつある、サイバー攻撃の脅威に直面しています。私達はハッカーが人々の個人情報を盗み、私的e-mailへ侵入しているのを知っています。私達は、外国や企業が、私達の企業秘密を盗み出しているのを知っています。今や、我々の敵は、我々の電力網や金融機関、航空管制システムに損害を与える能力までもを得ようとしています。私達は今、我々の安全保障や経済に現実の脅威が迫るまで、何故何もしてこなかったのか、過去を振り返っている事など出来ません。

それこそが、本日早朝、私が新しい大統領令にサインした理由です。それは情報共有を促進し、我々の国家安全保障や雇用、プライバシーを守る為のスタンダードを開発する事で、私達のサイバー防衛力の強化を指示する命令書です。今や議会も行動しなければなりません。我々のネットワークを守り攻撃を阻止する為に、政府へより大きな能力を付与する法案を通さねばなりません。

私達は国民を守っている間にも、思い起こさねばなりません、今日の世界は危険なだけでは無く機会にも溢れていると言う事を。アメリカの輸出を伸ばし、アメリカの雇用を支え、成長しつつあるアジア市場での競技環境を公平にする為に、私達は、環太平洋経済協定(Trans Pacific Partnership:T.P.P.)およびヨーロッパ連合との投資協定の話し合いを開始します。何故なら大西洋を挟んだ自由で公正な取引こそが、数百万の高収入なアメリカ人雇用を維持する道だからです。

私達は又知っています。この世界で最も貧困に悩む地域を発展させる事こそ私達全てを富ませる道であると。多くの場所で人々は一日1ドルそこそこで生活しています。合衆国はこのような極貧を次の20年間に無くす努力に、同盟国と共に参加します。この目標実現の為に、より多くの人をグローバル経済に繋げるとともに、女性たちを助けます。我が国の聡明な若者達に新たな奉仕の機会を与え、そしてコミュニティーが自らを養い、力づけ、教育を施すのを助けます。世界の子供たちを避けられる死から救います。そして、AIDSから解放された世界をもたらすと言う約束を実現します。

何よりも、アメリカはこの歴史的変換の時期において、自由を追い求める人々のビーコンであり続けなければなりません。私は去年、ラングーンで希望の持つ力を目の当たりにしました。アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)がアメリカ大統領を、何年もの間監禁されていたその自宅で歓迎してくれた時です。何千ものビルマ人が通りに並びアメリカ国旗を振っていました。その中の一人の男が言いました。「アメリカ合衆国には正義と法があります。私達の国もそのようであって欲しい。」

自由を守る為に私達は、アメリカからアフリカへと広がる同盟の、そしてヨーロッパからアジアへと広がる同盟のアンカーであり続けます。中東において、世界中で認められた権利を市民達が要求する時、私たちは彼らと共に立ちます。そして民主主義への安定した変換をサポートします。そのプロセスは混乱に満ちているでしょう。そして私達は、エジプトのような国に対して、図々しくも変化の道筋を指示するような事は出来ません。しかし私達は、人々の基本的人権に対する敬意を強いる事は出来るし、やります。私達は自国民を殺害しているシリア政権に圧力をかけ続けます。そして全てのシリア人の権利を尊重する反体制派指導者をサポートします。そして私達はイスラエルによる安全保障と永続的平和の追求を断固として支持します。これらが、来月中東を旅する時、私が発するメッセージです。

これら全ての事は、危険な場所で大きなリスクを自ら引き受けて奉仕する、全ての人間の勇気と犠牲に依存しています。我々の外交官、情報局員、そして合衆国軍の男達や女達です。私が最高司令官であり続ける限り、外国で国の為に奉仕する人々を守るのに必要とあらば、私達はどんな事でもします。そして世界で最高の軍備を維持し続けます。私達は、戦時出費や無駄な出費を削減する間にも、新しい能力の開発に投資し続けます。私達は同性愛者であろうが異性愛者であろうが、任務に就く全ての人の公平な取り扱い、および家族への公平な保障を確約します。私達は、娘達や姉妹達の勇気や技術を信頼します。何故なら女性たちは実戦において戦闘に耐えられる事を示したからです。私達は、退役軍人達を信頼し続けます。負傷した戦士達の為に精神衛生管理を含む世界最高の介護に投資し続けます。軍関係者家族をサポートし続けます。そして退役軍人達に、彼らが受けるに値する保障と教育と雇用機会を与え続けます。そして私は妻のミシェルとジル・バイデン博士が、私達に対する奉仕と共に、軍関係者家族へ献身的な奉仕を続けている事に対し感謝を捧げます。

しかし我々の自由を守る事は軍だけの仕事ではありません。私達皆が、神が与えたもうた権利が故国で保護されている事を保証する一翼を担わねばなりません。それには市民としての最も基本的な権利が含まれます。投票する権利です。どんなアメリカ人でも、何処に住んでいてどんな党に属していても、投票する為に5時間、6時間、7時間待てないからと言ってその権利が否定されるとしたら、私達はこの理想に背いている事になります。それこそが今夜私が、アメリカにおける投票経験の改善を目指す超党派委員会設置を公表する理由です。私はこの分野での長年の専門家2人に委員会をリードしてくれるよう頼みました。彼らは最近、私とロムニー知事の選挙キャンペーンで働いてくれたトップの法律家です。私達はこの問題を解決できるし、そうします。アメリカ国民は解決を要求しています。私達の民主主義も要求しているのです。

もちろん、今夜私が話したことは、もし私達が、私達の最も貴重なリソースを共に守らないとしたら、何の価値もありません。子供たちをです。

ニュータウンの事件から2カ月が経ちました。この国が銃の暴力を如何にして減らしたら良いのか話し合うのはこれが初めてでは無い事は判っています。しかし今回は違うのです。アメリカ人の圧倒的多数が、憲法修正第2条を信じているアメリカ人も含めて、一つになって良識の改善に取り組もうとしています。例えば犯罪者の銃購入を難しくするバックグラウンド・チェックのような事です。両党の上院議員は、より厳しい新法、あらゆる人に犯罪者転売用の銃購入を禁止する法律に向けて共に働いています。警察長官は我々に頼んでいます、戦争用兵器や大容量の弾倉を街中から一掃するのを助けてほしいと。彼らは火力で圧倒されるのにうんざりしているからです。

このような提案は議会で投票にかけられるべきものです。もし皆さんがNOと投票したいのであれば、それは皆さんの選択です。しかし投票にはかけられるべきです。何故ならニュータウンの事件から2か月間、何千と言う、誕生日、卒業、記念日などのセレモニーが、銃弾の為に行われなくなってしまっているからです。

私達が失ったものの1つに、ハディヤ・ペンデルトン(Hadiya Pendleton)と言う少女がいます。彼女は15歳でした。彼女はフィグ・ニュートンズ(アメリカで売っているクッキー)やリップ・グロスが好きな少女でバトントワラーでした。友達に優しく、皆が彼女を親友だと言っていました。丁度3週間前彼女はこのワシントンに居ました。クラスメートと共に、私の就任式で、故郷の州の為にパフォーマンスしたのです。そしてその1週間後、彼女はシカゴの公園で放課後に撃たれて死にました。私の自宅から1マイルしか離れていない場所です。

ハディアの両親、ネイト(Nate)とクレオ(Cleo)は今夜この議場に来ています。銃によって人生を引き裂かれた2ダース以上のアメリカ人と共にです。彼らは投票に値する人たちです。

ガビー・ギフォーズ(Gabby Giffords:2011年銃撃を受けた下院議員)も投票に値する人です。

ニュータウンの家族たちも投票に値します。

オーロラ(Aurora:2012年映画館で銃乱射事件)の家族たちも投票に値します。

オーク・クリーク(Oak Creek:2012年シーク教寺院で銃乱射事件)、ツーソン(Tucson:ギフォード議員を含む19人が巻き込まれたショッピングモール銃撃事件)、ブラックスバーグ(Blacksburg:2007年バージニア工科大学銃撃事件の場所)の家族たち、そのほか数えきれないほどのコミュニティーが銃の暴力で引き裂かれました。彼らは正に投票に値するのです。

私達の行動は、この国で起きる考えなしの暴力すべてを抑止出来るわけではありません。全くのところ、どんな法律も、どんな施策も、どんな行政執行も、今夜私が並べた全ての挑戦を完璧に解決する事は出来ません。しかし私達は完璧を求めてここに送り込まれたわけではありません。私達はこの場所に、私達に出来るような違いを起こす為に送り込まれたのです。国の安全を守り、機会を拡大し、理想を掲げる。時としてフラストレーションに溢れた困難な仕事を通して。しかし、自治の為には正に必要な仕事を通して。

私達はこの場所へ、仲間のアメリカ人の面倒を見る為に送り込まれました。アメリカ人が毎日、ファンファーレ無しで、国中全ての場所で互いに面倒を見ている、正に同じやり方でです。私達は彼らが示す実例に従うべきです。

私達はニューヨーク市の看護師、メンチュウ・サンチェス(Menchu Sanchez)が示してくれた例に従うべきでしょう。ハリケーン・サンディが彼女の病院を闇に包んだ時、自宅がどんな様子かなど彼女の頭には浮かびませんでした。彼女の頭に浮かんだのは、自分が担当する20人の新生児とそのレスキュー・プラン、それを彼女が実施したことで全ての子供を救えたプランの事だけでした。

私達はマイアミ北部に住むデシリン・ヴィクター(Desiline Vicotor)と言う女性が示した例に従うべきでしょう。彼女が投票所に着いた時、投票まで6時間はかかると言われたのです。そして時間が過ぎる間、彼女の心配事は、疲れた体や痛む足の事ではありませんでした。彼女の様な人間が自分の意思を伝える事が出来るかどうかでした。何時間も何時間も、大勢の人が並んで彼女を助けました。何故ならデスリンは102歳だからです。そして彼らは、ついにデスリンが「I Voted(投票しました)」のステッカーを付けた時、歓声をあげました。

私達はブライアン・マーフィー(Brian Murphy)と言う警察官が示した例に従うべきでしょう。ウィスコンシン州のシーク教寺院で暴漢が銃撃を始めた時、ブライアンは最初に現場に到着しました。彼は自分の身の安全を顧みず、即座に反撃を始めて助けを待ちました。そして仲間の警察官へ、中に居るアメリカ人参拝者を守るよう指示しました。20発の弾丸を受けて血を流していたのにです。

どうやってそんな事が出来たのか訊かれた時、ブライアンは言いました。「そういう風に作られているんだ」と。

正に私達はそういう風に作られているんです。

私達は違う仕事についているでしょう。違う制服を着て、隣の人と違う見解を持っているでしょう。しかしアメリカ人として、私達全ては同じ誇り高い称号を共有しているのです。

私達は市民です。それは単に私達の法的状態や国籍を説明する言葉ではありません。それは私達がどういう風に作られているかを説明しているのです。私達が何を信じているかを説明しているのです。その言葉は、私達が互いに、そして未来の世代に向けて、特定の責任を引き受ける事によってのみこの国は機能すると言う、永続的な考えを内包しているのです。私達の権利は、他人の権利に包まれています。そして国家として3世紀目を迎えるにあたって、これは私達全ての仕事として留まり続けています。合衆国市民として、次の偉大なアメリカ物語の著者として。

ありがとうございました。皆さんに神の祝福を、そしてアメリカ合衆国に神の祝福を。

~~ここまで~~

次回更新は3月9日ごろになると思います。
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Author:ゾノシン
英語の勉強の為に、ニュースサイトの記事を読んでいるうちに、面白さにつられて翻訳してみようと言う無謀な事を始めました。大変なので更新は一週間に一回位になると思います。どこまで続けられるか解かりませんが。

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