FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オバマケア、ウェブサイト救出劇内幕話

オバマケア関連の記事をUpします。

記事を書いたのはシェリル・ゲイ・ストルバーグ(Sheryl Gay Stolberg)さんと、マイケル・D・シャー(Michael D. Shear)さんです。元記事はここにあります。

オバマケアの目玉だった、オンラインで健保プランを提供するウェブサイトが、運用開始当初から問題を起こし、その修復に奮闘した人たちが書かれています。
11月30日の記事です。翻訳が遅くなりました。

~~ここから~~

ヘルスケア・サイト(とオバマ)の救出活動打ち明け話

ワシントンにて――10月15日の夕方、厳しい顔をしたアドバイザーの一団がオーバル・オフィスになだれ込んで行った丁度その時、24マイル離れたヴァージニア郊外の騒々しいハイテク・データ・センターの中では、国内政治におけるオバマ大統領の最も重要な業績がバラバラに分解しつつあった。

6億3千万ドルかけて作られたオンライン保険市場、HealthCare.govは、10月1日にロールアウトされて以後、災厄そのものだった。改善を必要とする項目は最終的に600項目にも膨れ上がる。サイト構築契約を請け負った民間企業は、互いに相手を指差し責任を擦り付け合った。そして、当初アクセス数が多すぎることが原因と言っていたホワイトハウスの内部では、オバマ氏のもっとも近いアドバイザーたちも、良い解決策をほとんど持ち合わせていなかった。

その部屋に居たのは、副大統領ジョセフ・R・バイデン・ジュニア(Josefh R.Biden Jr.)、保健長官キャスリーン・セベリウス(Katheleen Sebelius)、メディケア長官マリリン・タヴナー(Marilyn Tavenner)、首席補佐官デニス・マクドノー(Denis McDonough)、主席技官トッド・パク(Todd Park)、そのほか数人の人々だ。彼らにとって政治的な危険性は明白だった。90分間の重苦しい会議の間、不満を抱き怒り狂った大統領は、突然自分の大統領職を脅かすことになった危機の展望を理解しようと奮闘しながら、数多くの質問をチームのメンバーに浴びせ、ウェブ・デザインに関する難解な話を細部に至るまで掘り下げた。

「我々は、作る必要の無い問題を作り出してしまった。」オバマ氏はそう言ったと、アドバイザーの1人は言う。そのアドバイザーは、インタビューを受けた他の人と同様、匿名を条件に会議の中身を明かしてくれた。「そしてこれは、私たちが自ら招いた問題であり、さらには、私たちにとって最も重要な事業がかかった問題なんだ。」

オーバル・オフィスでの緊張した会議の結果、なりふりかまわぬ奮闘が始まった。その奮闘が目指すものは、保健ポータルサイトとオバマの信用を救い出すことだけではない。積極的に行動する大統領は巨大で複雑な社会問題を解決しうると言う、民主党の理念そのものを救出することにあった。そして今日においてまだ、その救出努力は完了したとは言い難い。

11月30日までに、ほとんどの人に対し「スムーズに機能する」と、政府が約束したウェブサイトは、いまだ修繕作業中だ。以前より安定してはいる。ほんの2週間前よりも、より多くの人が同時に使うことができるようになった。しかし、依然として不定期にクラッシュが起き、入力データと保険会社とのトランザクションをつかさどる重要なバックエンドの大部分が、まだ構築されていない。世論調査の結果、大多数のアメリカ人が信頼を置けないと考えていることが明らかになった大統領は、自分の信用を「取り戻す」必要があると告白している。

再度のハードウェア・アップグレードとソフトウェアの修正が土曜日の夜に予定されている。政権高官によれば、サイトのパフォーマンスについて、公式のアップデートが日曜朝に提供されるはずだ。

オバマ氏の大統領職最悪の瞬間に対し、この政権が如何にふるまったかと言う物語は、数ダースの政府高官、議員、保険会社役員、HealthCare.gov内の「ウォー・ルーム」で働くテクノロジー・エキスパートを相手にしたインタビューと、数々の記録を基にして構成されたもので、ホワイトハウス内部の様子を明らかにしている。ホワイトハウスは、当初、自ら被った傷の深さを適切に測れておらず、大急ぎでオバマ氏のイメージを守ろうとして、結局信頼のおける内輪のメンバーに助けを求めることになった。

一ヶ月に及ぶ劣悪な広報活動と次第に高まる共和党からの攻撃の後、ホワイトハウス内部の危機意識の高さとダメージ・コントロールの必要性に対する認識の深さは、直面する政治的難題の深刻さを大統領側近たちが次第に把握してゆく中、10月30日に最高点に達した。セベリウス女史が議会共和党から吊るし上げを食う中で、オバマ氏は健康保険法を守り、人々が現在保持している保険はそのまま維持できるとした自らの発言が嘘であるとの、新たな非難に対処するため、ボストンへ飛んだ。その間、マクドノー氏は、民主党全国委員会本部で、不安が高まりつつある下院新人議員の小さなグループと会合している。

その日の出来事はホワイトハウスのトップ・アドバイザーにとって、ロールアウト直後に頓挫したヘルスケア・サイトを立て直すことが、自分たちの上司である大統領の課題や業績を回復させる上で、如何に重要であるかを思い起こさせる苦々しい経験だった。そしてそのためには、彼ら自身がプロジェクトの責任を取る必要があった。次第にわかってきたところでは、このプロジェクトは一度として完全なテストを通っておらず、その失敗は部分的に、複雑な部分々々の調整をする「システム・インテグレーター」を置かないと言う、メディケア監督官庁の決断にも原因があった。ホワイトハウスは又、民主党議員団と保健会社役員との間の弱々しい共闘を維持し強化しなければならなかった。

「そうしなかったならば、」あるホワイトハウス・アドバイザーは述懐する。「法案の成功にとって深刻な脅威となっただろうし、大統領自身にも深刻な脅威になっていただろう。我々はそれを理解した。」

ウェブサイトを緊急に修復するという、今現在メリーランド州コロンビアの厳重に保護されたウォー・ルームの、閉ざされたガラス・ドアの向こうで行われている戦いは、保健福祉省とテクノロジー契約会社との間の根深い相互不信、および、ホワイトハウス主席補佐官と保健省高官との間の緊張関係をあらわにした。この闘争は又、オバマ政権と保険会社との関係の足を引っ張り、2週間にわたる政府機関閉鎖で傷ついた共和党の再生を助け、議会民主党の不満、あるいは怒りをさえ招きよせた。

しかし議事堂の中で予算問題の終わりがやっと見えてきた10月15日に大統領のチームが参集した時、ウェブサイト問題の深刻さはまだ、ホワイトハウス内でもやっと明らかになりつつあるところだった。そして、マクドノー氏が「作業目録(do-outs)」とか割り当てとかと呼んでいる書き込みが一杯に書かれたノートをつかんで側近がオーバル・オフィスを辞する夕方頃には、すでに政治的圧力は高まりつつあった。

政府機関が再開されたその瞬間から、オバマ氏と、その外向けの印象を管理するチームは、ニュース・メディアが興味の対象をウェブサイトの混乱に向けることが判っていた。10月15日の会議で大統領は側近に、「はい、ウェブサイトは問題を抱えています」と公衆に向かって告げるスケジュールの作成を指示したと、チームの1人は言っている。数日中に共和党は、「オバマケア列車は脱線する」と言う、以前から予測していた事態がとうとう現実になったと、新聞の1面を飾るに足る証拠を集めることだろう。

「私たちには判っていたんです、」ホワイトハウスのコミュニケーション・ディレクター、ジェニファー・パルミーリ(Jennifer Palmieri)は言う、「残された時間は短いって。」

ロールアウト

HealthCare.govが仕事を始めた10月1日火曜日の朝、最初に届いた報告は自信を深めるものだった。

長いこと計画されていた連邦政府のウェブ・ポータルは、オンラインに作られた市場として設計されており、消費者はそこで健保プランのショッピングが出来る。ウェブサイトは消費者が、各社の保険料を比較し、自分の補助金需給資格との兼ね合いを考えながら、どの保険にするか決断する場所であり、オバマ氏が健康保険法案で約束した目玉商品だった(その他、州政府が独自に運営するウェブサイトが14ある)。ロールアウトの前夜、かつてのカンサス州知事で保険庁長官も務めたことがあり、健康保険法案を売り込むために数え切れないほど走り回って走行距離を増やしてきたセベリウス女史は興奮していた。

「私たちは今、歴史を作り出そうとしているのです。」彼女は言った。

このサイトは、タヴナー女史の担当官庁であるメディケア・メディケイド・サービス・センター内で同サイトの開発を担当した技術チームがモニターする中、真夜中頃に活動を開始する。ウェスト・ウィングでは、テクノロジー・オフィサーのパク(Park)氏が、アクセス量を注視しながら、オフィスで夜を過ごしていた。翌朝遅くなって、マクドノー氏は、ホワイトハウスの玄関ホールで、パルミーリ女史と出くわした。

「聞いたかい?」彼は訊いた。「アクセス数はかなり高いようだ。」

それは安心材料だった。高校時代アメフトでディフェンシブ・バックをしていて、以前国家安全保障補佐官だった43歳のマクドノー氏は、軍事用語を使ったりスポーツの寓話を使ったりすることで良く知られる人物だ。彼は自分のスタッフ・メンバーに「エンロール・カウントダウン・カレンダー」を配り、「どんな計画も最初に敵と遭遇した時点で終わる」と警告を発していた。それでも彼の最初の心配、顧客が誰も来ないかもしれないと言う心配は、今のところ杞憂に終りそうだった。

しかしモントリオールを本拠とし、このサイトのほとんどを作った情報技術企業CGIフェデラルのアメリカ支社があるヴァージニア州ハーンドン(Herndon)のオフィスでは、技術者たちが慌てていた。彼らには、ホワイトハウスがまだ知らないことが判り始めていた。このウェブ取引所が持つ問題には、高いアクセス数による応答の遅れ以上のものがあったのだ。あらゆる処理でエラーが上がっていた。登録ユーザーにIDを割り当て、自分のパーソナルデータのみ参照可能にするソフトウェア、内部ではEldMと呼ばれているものが、急速にオーバーワークとなった。顧客は登録するためのログインができなくなってしまっていた。

パク氏は、救援要員を配置した。韓国移民の息子でハーバードを卒業し、24歳のとき保健情報テクノロジー企業を設立したパク氏はイノベーションを起こすことを仕事にしていた。今、彼を含むシステムを構築したソフトウェア・エンジニア・チームは、何処に問題があるか血眼になって探していた。

「彼らは探して、探して、探しまくったよ。でもシステム全体を見通していた人間は1人もいなかったんだ。」このプロジェクトで働いていたある人物はそう言う。

登録情報の作成は、メリーランド州コロンビアに本拠を置くクオリティー・ソフトウェア・サービス・インク(Quality Software Services Inc.:QSSI)の仕事だった。同社から委託契約を受けたオラクル(Oracle)は、ソフトウェア・エンジニアのハイレベル・チームをワシントンへ飛ばした。何処に問題があるのか、専門家の間では合意できなかったが、オラクル製品をオンライン・システムとつなぎ合わせるソフトウェア・コードにエラー存在し、ハードウェアが不適切に配置されたのも加わって、ユーザーは技術的な永久ループに囚われてしまったのだと言う人間が複数存在する。障害をたった1つでも除去するのに8日間はたっぷりかかりそうに見えた。

その当時オバマ氏は、「予想よりはるかに興味を持たれていると言うことで、喜ばしいニュースだ」と表向きに言っている。しかし、ウェブサイトが運用を開始した最初の週末にマクドノー氏のオフィスで開かれた会議では、全員が心の中に抱いていた懸念を1人の人間が口に出した。問題を修正するために、一旦ウェブサイトを完全にシャットダウンするべきではないか?

ダメだ、パク氏はハーンドンのエンジニアに相談した後、そう言った。ウェブサイトは、何処に問題があるか見るためにも運営を続けなければいけない。あるホワイトハウス高官は、一時はシステムを全部捨ててしまうことさえ考えたと言う。しかし彼らはこれを修理可能と判断した。

一方議会では、議員たちは別の問題に心を捕らわれていた。差し迫る政府機関閉鎖問題だ。下院民主党会派は10月9日、ホワイトハウス、イースト・ルームに集まった。参加者の話では、オバマ氏は債務問題で共和党に妥協しないと誓ったと言う。そして、自分のチームがヘルスケア・ポータルを動くようにすると、心配する民主党員に確約した。

その同じ日、マクドノー氏は、大富豪でマネージメント・コンサルタント、かつ、行政管理予算局の長官時代に問題解決屋として名前を馳せた人物で、1月からオバマ氏のトップ・エコノミック・アドバイザーになることが内定しているジェフレイ・D・ジーンツ(Jeffrey D. Zients)と自分のオフィスで会談した。ここ数週間、セベリウス女史の側近は、マクドノー氏に対して不満を募らせており、彼のカウントダウン・カレンダーを、マイクロマネージメントの象徴として嘲っていた。

今、内向的で知られるホワイトハウス主席補佐官は、再度内向きな考えに傾いていた。オバマ氏と親しい人間の内、ヘルスケア・ウェブサイト構築に関係していなかった人間を、マクドノー氏が言うところの「独立した視点」として探していたのだ。

狂ったような混乱

10月中旬になると、直さねばならない問題点のリストと共に、エンジニアの間の混沌と不満は急速に膨れ上がっていた。国中の保健会社幹部が警告を発している。彼らの製品をほとんど誰一人買っていないのだ。

ハーンドンでは、繰り返すクラッシュの原因をエンジニアが把握しようと奮闘する中、大量の問題が明らかになりつつあった。データセンターの不十分な容量、いい加減なコンピュータ・プログラム、そういったものは部分的に、政府の要求仕様が何回も変更される中で、急いで行われた仕事がもたらしたものだった。

ウェブサイトは運用開始前、ほとんどテストされていなかった。そのため大量のソフトウェア、ハードウェアの問題点が発見されないまま残されていた。登録簿作成ソフトの修正は、他の問題点を浮き彫りにしただけだった。人々は依然として保健を買うために登録することも出来ないでいた。50,000人を同時に処理することを意図したシステムは、基本的に安定せず、その100分の1も扱うことが出来ないでいる。プロジェクトに関わった人間によれば、わずか500人のユーザーによってもシステムは停止させられた。

「問題は『ちょっとした欠陥(glitches)』などでは無かった、」ある保険会社幹部は、ホワイトハウスが用いた用語を使って説明した。「問題の規模は極めて巨大だった。私たちとの電話の最後に、向こうの人間たちは言っていたよ、『大変なんだ、本当に大変なんだ!』とね。」

10月13日の日曜日、大勢のトップ・アドバイザーが時間の75%をウェブサイト問題に使っている中、マクドノー氏はさらに、夜7時に自分のオフィスで経過報告のための会議を開くことを求めた。

その週遅く、オーバル・オフィスでの大規模なダメージ・コントロール・ミーティングの後、彼とセベリウス女史は、疲れ果てて意気消沈したメディケア局のスタッフの激励に出かけた。共和党は保健局長官の辞任を求めていた。側近によれば、彼女は辞任を考えたことは無いと言う。ホワイトハウスへ戻る車の中で、マクドノー氏は外部から全体を見る人を招聘するアイデアを漏らした。

「考えて見てくれ、」彼はセベリウス女史にそう言ったことを覚えている。「問題にぶつかった時に、マネージメントの技術として、君はいつも独立した目を欲しがっていたじゃないか。君はジェフ・ジーンツをどう思う?」

セベリウス女史は躊躇した。「少し考えさせてください。」彼女はそう言ったと、マクドノー氏は言う。

しかし、それ以上に彼女を促す必要は無かった。ホワイトハウスに着く頃には長官は同意する。そしてその後24時間とたたずにジーンツ氏はウェブサイトの修復に責任を持つことになる。しかし彼の名前は翌週になるまで公衆に知られることは無かった。彼は連邦政府の担当者や契約会社を静かに訪ねることから始めた。そして技術的な混乱と人事的な混乱の両方を発見する。

メディケア・メディケイド・サービス・センターと、主要な契約会社であるCGIフェデラルとの関係は、ウェブサイトがオープンする10月1日のずっと前、夏を通して悪化していた。異なるパーツを担当する契約会社は、互いに話し合ったことはほとんど無く、それぞれが非難を避けようとしていた。契約会社の間には噂話が出回っていた。CGIフェデラルは契約を破棄されるだろう。入札で負けた業者の1つ、IBMが後を引き継ぐ。システムは破棄される。ゼロからの作り直しだ。

ジーンツ氏は、サイトには最終的責任を取る1つの会社、「システム・インテグレーター」が必要だと判断する。10月24日にタヴナー女史は、クオリティー・ソフトウェア・サービス(QSSI)を新らたに、システム・インテグレーターの役割につけた。彼女の組織が生み出していた対立、および方向性に関する矛盾を、解消する動きがその時始まったと、プロジェクトに詳しい人間が言っている。

QSSIが仕事を引き受けたその週、かつてオバマ氏が、アマゾンで買うのと同じくらい簡単にすると約束したサイト、HealthCare.govは、10~12時間アクセスが出来なくなった。オンライン・ビジネス界では聞いたことも無いような事態だ。しかしながら、大きな問題はむしろ組織上のものだった。

「皆、自分たちは忙しく働いていると思っていた、」QSSIとその親会社のオプタム(Optum)でグループ・エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントを務めるアンドリュー・スラヴィット(Andrew Slavitt)は言う。「でも自分たちが何のために働いていて、全体の中でどう適合するのか、はっきりしなかったんだ。」

契約会社は、ジーンツ氏と彼がもたらす秩序を歓迎する一方で、オバマ氏が発表した、政府による「テック・サージ(tech surge:技術増派)」なるものは、公衆向けのパフォーマンスに過ぎないと見ていた。その声明はQSSIがシステム・インテグレーターを引き受ける数日前にローズ・ガーデンで行われたものだ。

その声明からは、ソフトウェア・エンジニアの大群がプロジェクトへ投入されるイメージが浮かぶかも知れない。しかしながら現実のサージは、色々なテクノロジー会社から引き抜かれてプロジェクトに参加した半ダースほどの人々で成り立っている。その中の1人が、マイケル・ディッカーソン(Michael Dickerson)、グーグルのサイト信頼性を担当するエンジニアで、オバマ氏の選挙運動にも参加し、今、契約会社から、「本当に変化をもたらした人」として賞賛されている人物だ。

仮に本当に変化がもたらされていたとしても、「サージはたぶん大げさな言い方だよね、」と、プロジェクトで働くある人間は言っている。

10月終り頃になるとウェブサイトの問題は、批判的なテレビ番組に毎晩のようにネタを提供することになる。「サタデー・ナイト・ライブ」は、その月の初めにセベリウス女史が出演した「ジョン・スチュアートのデイリー・ショウ (The Daily Show With Jon Stewart)」での災厄と言って良いパフォーマンスをおちょくった(セベリウス女史が11月1日にテネシー州を訪問した時、州選出の上院議員は、『ダミー用ウェブサイト』のコピーを贈って彼女が受けた傷にさらに恥辱を追加した)。

10月30日、3時間半に亘る下院エネルギー経済委員会の厳しい追及の場で、セベリウス女史は謝罪する。傍聴室ではHealthCare.govのホームページが巨大スクリーンに表示されていた。「Please try again later(後ほどもう一度入力してください)」と画面には出ている。サイトは又クラッシュしていたのだ。

その日の朝、目が覚めると涙が溢れ出したと、長官の側近は言う。「私たちは毎日、矢を受けていたんです。」彼女は言う。

保険会社が不安になる

カレン・イグナグニ(Karen Ignagni)も又、ウェブサイトの問題で押し潰されそうな不安を感じていた。

長年、保険会社の同業者団体、アメリカズ・ヘルス・インシュアランス・プランのチーフ・エグゼクティブを務ているイグナグニ女史は、ワシントンで最も強力なロビイストの1人だ。ローデ・アイランドの消防士の娘として生まれ、A.F.L.-C.I.O.で保健ポリシー・アナリストとして仕事を始めた彼女は、2009年からずっと、オバマ氏の健康保険政策を支持し、関わってきた。彼女は法案通過のために働くことで、自分のメンバー会社から疎まれるリスクすらも犯している。

自分たちの業界にとって数10億ドル規模の資金が懸っているが故に、全体テストが欠けていることなどについて、ウェブサイトが始まる前から保険会社は不安を表明してきていた。イグナグニ女史は、ウェブサイトが機能不全に陥った場合の対処方法について、幾つかアイデアのリストをオバマ政権に提示さえしている。しかし会議に出席した保険会社幹部の話では、彼らの不安は顧みられなかったと言う。

10月最初の数週間、業界の不安が的中した時、常に用心深いイグナグニ女史は発言を控えた。しかし保険業界でも高名な人物は、懸念を公に発表している。「あまりにも多くの間違いが存在している。いったいどれだけ壊れているのか、直せば直すほど明らかになっているのだ。」アエトナ(Aetna)のチーフ・エグゼクティブ、マーク・バートリーニ(Mark Bertolini)はCNBCに出てそう言った。

この言葉は、健保改革が上手く行くことを望んでいる人間からの厳しい批判だった。労働者階級出身のバートリーニ氏は、息子がリンパ腫を患っているという個人的な経験からも、無健保者を減らすことの必要性について確信している。そして彼の会社が新法の準備に莫大な投資をしている立場からも、健保改革を強く支持している。

業界の同僚たちと同様に、アエトナのチーフ・エグゼクティブも新法の準備に巨額の投資をしている。数百人を新たに雇い、数千万ドルを費やして会社が新しい市場に対応できるよう準備した。他の主要な営利企業、例えばユナイテッドヘルス(UnitedHealth)やシグナ(Cigna)がオンライン市場を忌避する中で、アエトナは積極的であり、数多くのオンライン市場にプランを提供している。

バートリーニ氏をはじめとする1ダースほどの保険会社幹部が急遽ホワイトハウスの会議に招聘された。10月23日、彼らはルーズベルト・ルームで、セベリウス女史、マクドノー氏、ホワイトハウスとビジネス界の連絡役であるヴァレリー・ジャレット(Valerie Jarrett)、他数名の政府の人間に出迎えられる。参加者の話では、その場の雰囲気は協力的であり対決的では無かったと言う。

「全員が言いたかったのは、仕事にかかろうじゃないか、ということさ。」タフツ・ヘスル・プランのチーフ・エグゼクティブでフランクリン・D・ルーズベルトの孫、ジェームズ・ルーズベルト・ジュニア(James Roosevelt Jr.)は言う。

しかしながら良い雰囲気は、既存のプランでは健保改革法案が定める基本的最低基準を満たさないことを数10万人の既存の顧客に対し保険会社が通知し始めると雲散霧消する。ウェブサイトが実質的に使えない状況の中、保険会社はパニックに陥った。彼らの顧客はHealthCare.govにログインして新しいプランを買うことが出来ない。

顧客は「今や話を繋ぎ合わせて完全な物語を得ることが出来なくなっている、」不満を募らせるある幹部はその当時、状況をそう説明していた。

その間、オバマ氏は攻撃にさらされている。アメリカ一般市民へ向かって何年もの間、「もし自分の保健プランに満足しているなら、それを持ち続けられます」と言い続けてきた彼は、嘘をついたとして責められた。10月28日の夜、オマバ氏の近しい相談相手の1人であり、彼の個人的信用の守護者を自認するジャレット女史は、ツイッターでオバマ氏を弁護するために、非難を他の者へ逸らそうとした。

「事実として、」彼女は書いた、「#オバマケアは人々に保健プランの変更を強制するものではありません。保険会社が既存のプランを変えれば、何の変更も必要ないのです。」

このツイートは神経に触れるものだった。オバマのホワイトハウスが保険産業をスケープ・ゴートにするのはこれが最初では無い。イグナグニ女史のメンバーは怒り狂った。「又だよ。こうなるんじゃないかって思ってたよ。」ある幹部は、そう思ったことを覚えている。

政府は公衆が注視する中で関係の修復に動いた。保健プランのベテランで、自分のコンサルティング会社をオバマ氏の健保改革に沿って1月に畳んだクリス・ジェニングス(Chris Jennnings)は、USAトゥデイに意見記事を書いた。その記事で彼は、保険会社は「人々との関係を絶とうとしているのでは無い、」むしろより良い包括的な保障を提供しようとしているのだと主張した。「彼らは既存の顧客を維持したいと望んでいると同時に、現在、無保健でいる数百万の人々を、新たに加入させたいと願っているんだ。」彼はそう書いた。

しかしそれでも、保険会社とホワイトハウスの関係は緊張したままだった。

「これ、維持できません」

ウェスト・ウィングで末端の捜査員がツイッターを含むソーシャル・メディアをモニターしえいる間にも、幹部は今や、政治的議論が、壊れたウェブサイトを超えて広がりつつあることを認識していた。今や問題は大統領によって破られた約束になっている。その一方でオバマ氏にとって、次第に高まりつつある批判は単なる政治的な問題では無かった。彼はこれを個人的問題と感じていた。

「彼は落ち着かない思いでいた。」あるシニア・アドバイザーは言う。彼は、これほど多くのアメリカ人が保険会社から取り消しの手紙を受け取り、「大統領はこんなことは起きないと言っていた」と怒っている状況を嫌悪していた。

10月30日、大統領はボストンへ飛び、健保改革法案について、ファニエル・ホールで話した。ファニエル・ホールは植民地時代の会議場で、2006年にマサチューセッツ州知事だったミット・ロムニー(Mitt Romney)が州の健保改革法案にサインした場所だ。

ウェブサイトの修復を再度約束する一方で、オバマ氏は、全ての人が健康保険を維持できるわけでは無いことを、初めて認めた。「今現在有効に使えている健康保険を持つ大多数の人は、それを維持できます、」彼は群集へそう語った。「だから、もしあなた方が、このような手紙を受け取ったなら、」彼は助言した、「新しいオンライン市場で保健プランを買ってください。」

側近たちは公式に認めたことで騒ぎが収まることを期待した。しかしワシントンにいる大統領の敵方陣営は別の考えを持っていた。

共和党幹部議員たちが、ウェブサイト問題を利用する戦略会議に集まった時、彼らの支持者は、自分たちの健康保健が突然キャンセルされた話を送りつけ始めていた。彼らの大統領への怒りは明白であり利用可能だった。

例えば、ヴァージニア州ヘンリコ(Henrico)で独立系の販促製品配布業を営む61歳のブルーノ・ゴラ(Bruno gora)は、自身の選挙区の下院議員、下院共和党リーダーのエリック・カンター(Eric Cantor)へその手紙を送りつけてきた。カンター氏はもう何年もの間、オバマ氏が言う「もし自分のプランが気に入っていたら、それを保持できます、」との言葉に疑問を抱いていた。今や大統領が間違っていたと言う明白な証拠があがっている。

数え切れないほどの手紙が、共和党の新たな戦闘計画の背骨をなした。戦略家たちは、HealthCare.govが最終的には修正されることを知っていた。一人の人物は言った、今や「破られた約束の方へ動く」時だと。

ルイジアナ州選出の保守派民主党員であるメアリー・L・ランドリュー(Mary L. Landrieu)上院議員は2014年選挙で苦戦が予想されており、最初に危険を察知した数名の1人だ。彼女は急遽、消費者が既存の保健プランを維持できる法案の草稿を作成する。そのタイトルは大統領に対する間違いようの無いビンタだった。「The Keeping the Affordable Care Act Promise Act(健保改革法案の約束を守る法案)」

ホワイトハウスでは、彼女の法案と、共和党下院メンバーが書いたそれに良く似た法案が、政策担当者の間に警報を鳴らした。彼らは、消費者に古い保健を維持させると、健保改革法案がさらに骨抜きになると恐れていた。そのほとんどが既に保健を持っている健康な人々が新たなプランから外されると、保健料金は2015年に急速に値上がりする可能性がある、と彼らは言う。

11月6日、ランドリュー女史を含む「2014年改選組(2014ers)」はホワイトハウスへ押しかけ、ルーズベルト・ルームで大統領とそのアドバイザーを2時間に亘って非難した。オバマ氏の側近の話では、その会合が開かれた理由は、部分的に、民主党員に公の場で大統領を非難する機会を与えるためだったと言う。又別の民主党新人議員の集まりでバイデン副大統領は、メリーランド州選出下院議員で民主党幹事長ステニー・H・ホイヤー(Steny H. Hoyer)に向けて、次のような言葉を送ったと言う。

「どんどん私たちを攻撃してくれ、」その場に居た人物の話では、バイデン氏はそう言った。「私たちを非難するんだ。」

不安を募らせる民主党員は圧力を強めて言った。元大統領ビル・クリントン(Bill Clinton)でさえもが、くだけた言い方ではあるが、たとえ法律を変更することになってもオバマ氏は、人々が保健を保持するのを認めるべきだ、と11月12日のインタビューで述べた。しかし次の水曜日になっても、オバマ氏は何の変更も発表せず、民主党議員たちは完全にパニックになった。

下院民主党会派の閉ざされた扉の向こうで議員たちは、オバマ氏の健保改革における2人のトップ戦略家、デイビッド・サイマス(David Simas)とマイク・ハッシュ(Mike Hash)をつるし上げた。「政府は問題を解決する能力があるところを見せてない、」ある議員は彼らに向かってそう言った。2人の高官は、大統領のチームは解決に向けて働いており、直ぐにその日か来ると約束した。

政権内部の人間が、健康保険改革法に与える長期的な影響を懸念する中で、大統領はその翌日に、彼の考える解法を提示した。保険会社に古いプランの延長を1年間許可すると言うものだった。その声明が出されたのは共和党の法案が採決される丁度一時間前だった。共和党の法案は、保険会社に古いプランの延長を許すと同時に、同じような新しいプランを新規顧客に売るのも許可すると言うものだ。政府高官と長期に亘る話し合いをしてきたジェニングス氏を含む保険会社幹部たちは、オバマ氏の変節に対して、全く準備ができていなかったと言う。

しかしこの声明は、ほとんどの民主党員を満足させるものだった。健保法案修正を求める共和党の法案には39人しか賛成しなかった。その数はホワイトハウスが恐れた数字よりはるかに少ない。

修正作業

ジーンツ氏の到着以後、彼とスラヴィット(Slavitt)氏は、救出作業の技術的中身をメリーランド州コロンビアにあるQSSIへ移動させた。ショッピング・モール横の特徴の無いオフィス・ビルの4階を占める、当初エクスチェンジ・オペーレーション・センター(Exchange Operation Center:X.O.C.)として知られていたコマンド・センターは、ウォー・ルームとなった。そこは、チックフィレイ(Chick-fil-A)だとかファイブ・ガイズ・バーガーズ・アンド・フライ(Five Guys Burges and Fries)だとか言ったレストランへちょっと食べに行くのに充分近い場所だ。

入室するのに暗号化されたカード・キーが必要な、分厚いガラス・ドアに守られた部屋には、ブリッジ・ラインと呼ばれるスピーカー・フォンが設置され、ハーンドンやヴァージニア州タイソン・コーナーに居る技術チームと24時間接続されている。いつ何時でも、約2ダースの技術者やプログラマーがラップトップの周りに集まり、システムの弱点に次から次へと取り組んでいる。

1時間離れたワシントンで先週、政治論議が荒れ狂っていた時、ジーンツ氏がメリーランドで召集した専門技師からなる小さなグループは単一のタスクに集中していた。サイトをダウンさせアクセス不能にしていた数百に及ぶソフトウェアとハードウェアの問題点を洗い出し修正することだ。

このチームは最初から、HealthCare.govに対する自分たちの修正努力を、消費者の使い勝手の改善に集中すると言う、政府高官が言うところの、非常に意図的な決定を下している。その意味するところは、申込書を受け取ってから、政府に対し補助金支払いを申請するといった、保険会社向け「バックエンド処理」の修正は後回しにすると言うことだ。

11月30日までにウェブサイトをましな物にすると言う公約が知れ渡ってしまっている中、HealthCare.govへの訪問者がその日に殺到し、サイトが再びオーバーワークとなってしまう恐れが政権内部では高まっていた。修正作業の直接的なゴールとされていたのは、HealthCare.govの容量を倍にし、50,000人の同時ログイン、および、一日当たり800,000人の訪問を可能にすることだった。オーバーフローに対処するため、技術者は、消費者が順番待ちをする「控え室(waiting room)」を構築していた。

ウォー・ルームには秘密厳守の雰囲気が漂っていた。つい最近までカメラマンや記者からも厳重に隔離されていた。その場の非公式マネージャーを務める人物は、くだけた雰囲気の持ち主で、仲間内ではミッキーで通っている34歳のディッカーソン氏。グーグルを離れ一時的にQSSIへ来ている人物だ。

ディッカーソン氏は、人々の注目を集めるウェブサイトを動かし続けると言う、非常にプレッシャーの強い仕事に馴染んだ経験を持って参加している。グーグルにおいて彼は、同社の広告サーバーの維持を助けていた。サーバーがダウンすると、その1秒毎に会社は損失を重ねる。

先週のある寒い雨の夜、モニターの1つに9,852ユーザーがHealthCare.govにログインしているのが示されている時、彼はこの仕事を複雑な道路工事に例えた。

「これは、交通エンジニアがやることに良く似ているのさ、」彼は言う。「混雑解消のために、高速道路に新しいレーンを追加できるとしよう。それで通勤時間は短くできるかも知れないし、そうで無いかも知れない。もし全ての人が入り口で詰まっていたら、新しいレーンは何の役にも立たない。」

10月後半から11月を通して、ジーンツ氏は繰り返し同じ言葉を口に出し、それは彼のマントラとなった。11月末にはHealthCare.govは「膨大な数のユーザーに対しスムーズに動く」と彼は言い続けた。しかし、それをどうやって測るのか、彼は明らかにしなかった。毎週金曜日に公表される進捗状況には、彼らが今乗っている技術的ジェットコースターのスナップショットが、レスポンス・タイムとエラー・レートの数字として示されている。

その一方、この部屋では、16台のサムサング製モニターに実時間のデータである、ミリセカンド毎に発生した問題や遅延の数が表示されている。

何か問題が起きると、そして問題は依然として起き続けているのだが、コマンド・センターの人間が最初にそれに気づく。モニター上のチャートに突然スパイクとなって現れるのだ。表示されるデータは、過敏に反応するメディアに対する現実からのチェックともなっていた。先月CNNがHealthCare.govが再度ダウンしたと報告した。しかしモニター上で見た限り、何らかの問題があったとしても、それは一時的なものに過ぎなかった。

ジーンツ氏が提示する数値はその間にも改善されてきていた。修正作業が始まった時、ページのロードにどれくらい時間がかかるかを示すレスポンス・タイムは、平均で8秒だった。今やそれは1秒以下だ。次ページへ行くクリックに失敗する頻度を示すエラー・レートは6%だったが、今や0.75%になった。ディッカーソン氏が、本日は主要なクラッシュも、ログイン出来ないユーザーも無かった、と告げた時、エンジニアは喚声を上げた。

「とうとうやったよ。」彼は言った。「何か壊れた時は、直さなきゃいけないのさ。」

しかしホワイトハウスが進歩を提示している間にも、水曜日に政府は、スモール・ビジネス用オンライン市場はHealthCare.govの問題で1年間の遅延を強いられると報じた。

プロジェクトに働く別の人間で、記者に話すことを承認されて無い人物が、匿名を条件に語ってくれたところでは、重要な問題がまだ残っていると言う。

システム構築に参加した会社の中には、メディケア局が初期の段階で下した、マークロジック(MarkLogic)社製データベース・ソフトウェアを採用するとの決断に、反対した会社が数社ある。そのデータベースはIBMとかオラクルとかのシステムとは異なる方法でデータを扱っている。その見慣れない特徴故に作業が遅延すると示唆した人間が複数いたのだ。ロールアウトから6週間がたった11月中旬の段階でも、ウェブサイトの、いわばキャビネットでありインデックスであるマークロジック社製データベースは、想定された性能を出していないと、コマンド・センターで働くある人物は言っている。

マークロジック社の幹部はインタビューに答えて、自社の製品を適切に統合していないこと、そして、不十分なコンピュータ・パワー、およびサイトのデータセンターが不安定であることを責めた。他のウェブサイト・ベンダーも含めて、繰り返し引用される問題点だ。

しかしおそらく、最も重要なのは、エンロールされたデータが保険会社に完璧に正確に送られるかが依然として明確でないことだ。保険会社幹部が恐れている最悪のシナリオでは、複数の人間が自分で選んだと思っているプランに実際にはエンロールできてない、あるいは、受け取れるはずの補助金について間違った情報を受け取る、などが想定されている。

最近ジーンツ氏は期待値を下げようとしてなのか、修正作業は今後も続いてゆくと記者に話している。彼は好んで、これは「繰り返し行うプロセス」なのだと口にする。そして我々のこの仕事には「作業が完了したと感じる魔法の瞬間」は無いだろうと言っている。

ホワイトハウスのオバマ氏の側近は、共和党からの攻撃が止むことは無いと認識している。そして医療保険改革法の明確な評価は、登録のための最初のサインアップ期間が終了する3月末までやって来ないと考えている。議会予算局はそれまでに、700万の人々がサインアップを終えると予想している。しかしながら今のところ登録者の増加は依然ゆるやかだ。連邦政府は10月中に、106,000人しか新しい保健プランを選択していないと報告している。そのほとんどは州政府が運営するオンライン市場を通して選択されたものだった。

その間にもオバマ氏はページをめくろうとしている。ワシントンでの傷だらけの2ヶ月間が過ぎた後、彼は先週の前半を西海岸で過ごした。常に元気を引き立たせる口調を心がけながらも、彼は別の重要案件、経済と移民法改革について話し、民主党への献金を呼びかけた。

火曜日の夜、ビバリー・ヒルズにあるバスケットボール・スター、マジック・ジョンソン(Magic Jhonson)宅で行われた非公開の募金パーティーで、オバマ氏は、長年望んでいた法律、そして自分の大統領職を定義付けることになるだろう法律に、ほとんど言及しなかった。ほんの2週間前、ワシントンで部屋一杯の記者を前に、自身最大の法的業績のロールアウトに「つまづいた」と告白した大統領は今、健保法案に関する言及を、長々と続く共和党との戦いの中に位置づけて言った。

「私は確信しています。この国が全アメリカ人それぞれへ適切な健康保険を提供することを、私たちは確実にすることができると。」オバマ氏は募金者たちへそう言った。「そして、もし残りの3年間、それを確実にするために戦わねばならないのなら、私はそうすると。」

彼はウェブサイトについては言及しなかった。

~~ここまで~~

今年最後の更新になります。
次回更新は来年1月11日ごろになると思います。
来年が良い年でありますように。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ゾノシン

Author:ゾノシン
英語の勉強の為に、ニュースサイトの記事を読んでいるうちに、面白さにつられて翻訳してみようと言う無謀な事を始めました。大変なので更新は一週間に一回位になると思います。どこまで続けられるか解かりませんが。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
広告
海外格安航空券ena 【イーナドットトラベル】 Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】 【限定募集】ヒアリングマラソン・ベーシックkikuzo! 特別お試し3カ月コース デル株式会社
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。